2014年08月02日

香りの精に仲間が増えます


 昨日からひどい雨が降っている四万十川中流域です。
台風12号(ナクリー)の影響で西日本各地や東海地方などでも大雨となっているようです。
この雨はまだまだ続きそうですので皆様ご注意下さい。

140802-02.jpg  140802-01.jpg
今日の四万十川(上岡沈下橋(向山橋)8月2日11:00頃)


 上記の画像は、いつもの上岡沈下橋の画像ですが
今朝はまだ完全に水没していませんでしたが、ご覧のとおりの水量でした。
多分、今は完全に水没している事と思われます。
今回の雨は、断続的に雨粒の大きな豪雨になったり、少し小雨や曇り空になったりと降ったり止んだりを繰り返しながら昨日から降り続いています。
皆様、危険ですので今の四万十川には近付かないようにして下さい。

 さて、今回の話し「香りの精に仲間が増えます」です。

以前にご紹介した「かぐや姫の残り香 香りの精(かおりのせい)ゆず」
2014年04月28日 香りの精 ゆず

140428-06.jpg
かぐや姫残り香 香りの精<ゆず>


 かぐや姫ブランドの「香りの精 ゆず」は、かぐや姫に代表される和の香りとして、海外から来日される皆さんのお土産として一般の店舗でも扱って頂ける「和精油」(エッセンシャルオイル)を作るために考え出されたものでした。

 エコロギー四万十で製造・販売(卸販売)する「植物精油」は全て地域の農・林産品を原材料として四万十川の水を使って水蒸気蒸留法(一部 超音波印加型減圧水蒸気蒸留法)で抽出された植物精油になります。
 かぐや姫ブランドで利用したユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)は全て夢音香(ゆめおとか)ブランドで製造販売している、私達だけが利用できる超音波印加型減圧水蒸気蒸留法で抽出した精油だけでしたが、いざ発売してみると

 「その他の精油類でもできないか」と言う声を多く頂く事になりました。

このブログで何度も記入した事ですが、
柑橘精油類を水蒸気蒸留法で抽出すると、ほぼ不純分が含まれないため「酸化」により早く香りが変質すると言う欠点があります。
通常の店舗で、常温のまま陳列販売すると
ほぼ2〜3週間程度で香りは変化して、少し酸味の入った酸っぱいような香りになってしまうのです。

 そこで、私達は色々とリクエストを頂いても ほぼお断りしてきたのはこの理由からでした。

140802-03.jpg
香りの精(かおりのせい)の仲間たち


上記の画像では、少し分からないかもしれないのですが
通常のエッセンシャルオイルの柑橘類ラベルは白地に「エッセンシャルオイル」と表記されたものになっています。
今回発売する「香りの精(かおりのせい)」ゆず・ぶんたん・こなつ・ぽんかんは若干薄緑色の台紙に「香りの精」表記の物としています。

これの違いは、2014年04月28日 香りの精 ゆずを読んで頂くと理解して頂けると思うのですが、各種柑橘精油99.9%に0.1%だけ酸化防止として天然ビタミンEを添加しています。

 これで通常の店舗販売でも嫌な臭いにならない「天然植物精油」の香りを楽しんで頂けることと思います。

いつものように遅い歩みですが

 若干、進化したエコロギー四万十です。  今後とも宜しくお願い致します。

posted by エコル君 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2014年05月27日

かぐや姫オーデコロン


 天気が回復してきた四万十川中流域です。
昨日は若干強い雨も降ったのですが、四万十川の水はあまり増えず沈下橋が浸かる事はありませんでした。
6月1日には四万十川中流域・下流域の鮎漁も解禁となります。
事前の情報では「水温が低い」との事で、鮎はあまり大きくなっていないとの話を聞いています。
今年の鮎漁はもう少し暖かくなってから本格的になると思われます。

 さて、今回の話しは「かぐや姫の残り香 オーデコロン」についてです。

前回(4月28日記入 香りの精 ゆず)のかぐや姫の残り香プロジェクトで開発した商品になります。

 前回も記入したように今回のプロジェクトは「クールジャパンの芽の発掘・連携促進事業」と言う事で、エコロギー四万十の和の香り(和精油)のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)をメイン商品として海外から来られる観光客の皆さんや海外での販売も視野に入れた商品開発と言う事で「日本で一番古い物語」「かぐや姫物語」をイメージして企画が進み始めました。

 現在、エコロギー四万十が海外輸出している植物精油類でリクエストがあるのは、ほぼユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)とヒノキオイル(檜オイル・ひのきオイル・ひのき油)になります。
 その他の「ぽんかん・こなつ・ぶんたん・れもん・だいだい・しょうが」は海外にもほぼ似たような香りがありリクエストが無いのが現状です。

140527-01.jpg
四万十ゆずエッセンシャルオイルと夢音香ゆずエッセンシャルオイル


 特許技術である「超音波印加型減圧水蒸気蒸留法」で抽出したユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)は「夢音香(ゆめおとか)ユズオイル」として主に海外向けに輸出していますが、もっと多くの皆さんに「和の香り」を知って頂くため、「かぐや姫」をイメージして「香りのデザイン研究所 吉武利文」さんに調合してもらいオーデコロンを作って頂きました。

 皆様、ご存知かとも思うのですが・・(私は今回初めて知ったのですが・・)
香料の配合比によって「香水(15〜20%)、オードパルファム(10〜15%)、オードトワレ(5〜10%)、オーデコロン(2〜5%)」と分類されるようです。

 今回は海外からのお客様のお土産として「アソート」(assortとは英語で「分類する」、「組合わせる」、「取りそろえる」等の意味のようです)も企画されていたのであまり価格が高くならないように香料の配合量を少し減らした「オーデコロン」にしました。(ゆず精油の他に白檀・イランイラン等の香りも調合されています)

140527-02.jpg
かぐや姫の残り香 オーデコロン


140527-03.jpg
かぐや姫残り香 アソート


 「香りの精 ゆず」は前回も記入したように99.9%の夢音香ユズオイル(柚子オイル、ゆずオイル、ゆず精油)と香りの変化が無いように0.1%の天然ビタミンEを加えた、ユズ本来の香り(蒸留法で抽出した植物精油ですから光毒性の心配は全く無く、安心安全な柚子本来の爽やかな香り)、「かぐや姫の残り香 オーデコロン」は、香りの精 ゆずをベースにしてかぐや姫をイメージとした和の香りで構成されています。是非一度 香りの確認をして頂けると幸いです。

関西地区の皆様(展示販売情報)
 6月6〜8日 神戸市 神戸朝日ビルディングで開催される「神戸コレクタ市」で「かぐや姫の残り香」商品展示販売します。
会場などイベントに関しての、詳しい事は ⇒ 神戸コレクタ市(公式サイト)

 色々な皆さんのご協力で 歩みの遅いエコロギー四万十も

  少しずつ前に進んでいます。 エコロギー四万十のネットショップ

 e-SHIMANTOも宜しくお願いします。

 
 
posted by エコル君 at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2014年05月19日

芳香蒸留水、、


 午後になって天気が良くなってきた四万十川中流域です。
今日は、午後にユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出のための原材料(柚子果皮)が10t届く予定なっており先週末から非常に天気を気にしていました。
 先週末の天気予報では、月・火曜日と雨の予報でしたが、低気圧が若干南の方に下がってくれたようで午後になってお日様も出てきました。これから気温も上がってくるものと思われます。

 さて、今回の話し「芳香蒸留水、、」です。

 これまでも何度かこのブログでこの話を記入する事がありました。ここの所、またこの蒸留水のお問い合わせが増えているようですので今回、もう少し詳しくこの話を取り上げてみたいと思います。

140519-06.jpg  140519-07.jpg
エコロギー四万十のゆず芳香蒸留水


 まずは、芳香蒸留水とは、
いつも利用するフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では「ハイドロゾル」で検索する事が出来ます。(詳しい内容はそちらをご覧ください)
 水蒸気蒸留法で植物から精油を抽出する場合に副産物として取れる「水溶性の液体」を芳香蒸留水(ハイドロゾル・フローラルウォーター)と呼びます。私達が色々と教えて頂く先生方の中には「水溶性オイル」と呼ぶ先生もいます。

 非常に安定していて精油よりも取り扱いやすいうえ、安全な利用が可能なものなのですが、エコロギー四万十の場合どうしてもクリアする事が出来ない問題があります。

 上記の画像は4年ほど前にエコロギー四万十の商品として発売する予定であった「Floral Water Citrus Junos 200ml」(高知県産ゆず芳香蒸留水)の画像になります。
 ラベルのデザインも決め、熱殺菌装置・自動充てん作業機も購入してすっかり準備を整えたつもりで発売予定としていたのですが、最後の最後に実施した高知県食品検査センターでの一般細菌検査で一部一般細菌が増えたものが出て発売を見送った商品となります。

 食品衛生検査指針では一般細菌数が30以下であれば問題は無いようですが、その時の検査では4検体のうち80と36と言う数値が出て、熱殺菌・自動充てんでも問題ありと判断し以後発売を中止しています。
熱殺菌の温度をもっと上げると問題は無くなると思うのですが、そうすると折角の香りが変わってしまい私としては納得が出来ないので熱殺菌の研究はここで止めました。

 その後24年(2012年)に東京の化粧品素材屋さんと極小フィルターによるろ過実験も行ったのですが、蒸留水に含まれるワックス分が邪魔をしてフィルターの濾過時間が非常にかかると共にフィルターコストとの兼ね合いで商品化を断念している所です。

 水蒸気蒸留法で植物精油抽出研究を開始してからずっと芳香蒸留水の有効活用については色々と試してきましたが今の所上手く行っていないないのが現状です。

140519-08.jpg
夢音香ブランド商品(オールインワンクリーム・ピーリングジェル・ローション)
 

 上記の画像は、今回発売した夢音香(ゆめおとか)ブランド商品になります。
今回は、製造メーカーにご無理を言って「柚子蒸留水」を使って頂きました。一般細菌問題は、製造メーカーに支給して頂いた薬剤をこちらで直接添加して蒸留後すぐに蒸留水を送付して、メーカ側で一般細菌検査他その他の安全性検査を行ってもらい、全てをクリアして製造して頂きました。
 柚子蒸留水の優しい香りも感じて頂けると嬉しいです。
今回の製品製造には天然素材にこだわったりして少し値段が高くなってしまったのですが、ご興味がある皆様は一度ご利用頂けると幸いです。
(詳しくは → e-SHIMANTO商品ラインナップ:夢音香シリーズ

最後に、少し古いデーターですが柚子蒸留水の成分表も添付しておきます。

140519-01.jpg
2012年 ゆず芳香蒸留水 成分表

 
 エコロギー四万十の現在の状況では、芳香蒸留水の一般細菌繁殖問題を完全にクリアする事が出来ません。お問い合わせいただく皆様、上記のような状況ですのでご理解いただけると幸いです。




 
posted by エコル君 at 14:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2014年05月01日

e-SHIMANTO再オープン


 今日は朝から天気が良くなってきた四万十川中流域です。
今朝の出勤時は四万十川に霧(靄)がかかっていたのですが、そこに差し込む日差しが何やら夏を感じるような暖かいイメージでした。
 急いで撮影したのであまり上手く撮れていないのですが・・

140501-03.jpg  140501-02.jpg
西側(四万十川下流方向)  5月1日7:30頃    東側(四万十川上流方向) 


 さて、さて

アッと言う間に4月も終了して5月のスタートです。

今年の1月に変更予定であったエコロギー四万十のネットショップ(e-SHIMANTO)も、どんどん時間だけが過ぎて行き、消費税アップの変更も重なりついに3月後半から販売をストップして皆様にはご不便をおかけしました。

 やっと、リニュアル変更も終了して
5月1日10:00から再オープンとしています。

まだまだ、気になる所もあるのですが
今後徐々に変更していきますので再スタートのエコロギー四万十のネットショップe-SHIMANTO宜しくお願い致します。

 新しくなった、夢音香ブランドやかぐや姫の残り香ブランドの販売を今回からスタートしております。また、エコロギー四万十の販売するエッセンシャルオイル類も皆様からのご意見を取り入れ、キャップのふた上部に上から見ても分かり易くなるよう新たなシールも作成しての販売と変更しています。

 その他、夢音香(ゆめおとか)ブランドの話しや
よく質問を頂く「柑橘精油の光毒性」の話しも、分かり易いように表示するようにしています。

 今後、ご協力頂く生産者の皆様の話しや(取材レポート 香りとえいこと」(「えいこと」は土佐弁で「良い事」を意味します)、エコロギー四万十のえいことなども記入していく予定としています。
また、日本全国でお付き合い頂く植物精油製造にかかわる皆さんの話なども今後追加していきたいと思っている所です。

140428-03.jpg  140428-01.jpg
4月中旬から抽出していた甘夏(あまなつ)果皮 画像


エコロギー四万十では販売していないのですが、植物精油類の抽出をお手伝いしている様々な柑橘類や植物の話しもできる範囲でご紹介していきたいと思っています。

皆様、今後ともエコロギー四万十のネットショップ

 e-SHIMANTOを是非ご利用ください。

 さて、もう一つ お礼とお知らせ

4月2日より展示・販売させて頂きました、京阪シティモールでの実店舗販売
4月30日で終了しました。
ご利用頂きました皆様、また店舗出店にご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
色々なお話しを頂きますが、今後とも是非よろしくお願い致します。

・緊急なお知らせ
 5月4日・5日に埼玉県の浦和市「浦和コルソ7F コミュニティプラザ」において開催される「楽しめ〜る祭り実行委員会」さんのイベントに展示させて頂く事となりました。
関東地方・埼玉の皆様、
お時間がございましたらお立ち寄り頂けると幸いです。

140501-04.jpg
参加するイベントのロゴ(浦和コルソコミュニティプラザにリンクしています)


 5月のスタートです。
今年の折り返し点も近づいてきました。

残り少ない、今年の前半戦も 精いっぱい頑張って行きます。

 皆様今後とも宜しくお願い致します。


 
 

posted by エコル君 at 14:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2014年04月28日

香りの精 ゆず


 あっと言う間に4月も最終週になりました。
もうゴールデンウィークに突入のした皆様もいるとは思われますが、今日も仕事のエコロギー四万十です。

 四万十川中流域の今日の天気は曇り時々雨でしょうか??
この所、お天気が続いたので今日の雨は恵みの雨かも知れません。これから、夜にかけて四万十川中流域は本格的な雨になるとの事です。
 田圃の田植えもそろそろ始まってきて、代掻き(しろかき)を行っている田圃も多く見受けられ、春も終わって新緑の季節を迎える時期になりました。

 さて、今回のお話し、「香りの精(かおりのせい)ゆず」のお話しです。

 昨年の10月に採択を頂いた経済産業省事業(事業実施機関:パソナテック)平成25年度「クールジャパンの芽の発掘・連携促進事業(プロデューサー人材派遣等事業)」で新たに開発されたエコロギー四万十の新ブランド「かぐや姫の残り香(かぐやひめののこりが)」の基本商品です。

 昨年、8月後半にこのお話しのお誘いを受けた時に、最初に思いついたのが「エコロギー四万十が抽出・製造する各種柑橘精油類(エッセンシャルオイル)の欠点を何とかしたい!!」と言う思いでした。
 蒸留法で製造する各種柑橘精油類は非常に安全で安心できる商品なのですが、如何せん欠点と言うか宿命として「酸化が早く、香りの変化が直ぐに起こる」と言う欠点があります。

 これは、平成18〜20年度 高知大学農学部 沢村正義教授(現:名誉教授)とご一緒した科学技術振興機構(JST)育成研究時に分かっていました。当時、研究員として参加していた柏木丈拡JST研究員(現:高知大学農学部准教授)が「柚子精油の室温での成分経時変化と保存法の検討」と言う論文で発表したように、蒸留法で抽出された柑橘精油類にはほぼ不純分が含まず純粋な精油となるため、香りの変化がおこりやすいと言う事です。

140428-07.jpg
柏木丈拡准教授の論文より(香りの変化)


 上記グラフを見て頂くと分かるとおり常温では3週間程度で極端に変化が出てきています。
この事もあって、通常の店舗やネットショップ・通販などへの販売はほとんどお断りしていたのもこの香り変化が起こる事の心配のためでした。私達は折角生産者の皆さんが苦労して作られた柑橘類の本当の香りを皆様にお届けしたいと思っていたためです。
 今回のクールジャパン向け商品となると海外からお越しいただく皆さん向けに通常の店舗での販売を行うことが前提となるため、以前から温めていたアイデアを形にしたのが「かぐや姫の残り香 香りの精(かおりのせい)ゆず」なのです。

140428-06.jpg
かぐや姫の残り香「香りの精(かおりのせい)ゆず」


 水蒸気蒸留法で抽出・製造した各種柑橘精油類に酸化防止剤としてビタミンE(トコフェロール)を添加する事は柏木先生の論文でも明記されています。
 かぐや姫の残り香「香りの精(かおりのせい)ゆず」は私達だけが作る事の出来る「夢音香(ゆめおとか)ゆずエッセンシャルオイル」(超音波印加型減圧水蒸気蒸留法で製造したゆずエッセンシャルオイル)に0.1%天然ビタミンEを添加して酸化防止剤としました。
(天然ビタミンE(トコフェロール)は大豆から作られます。食品や化粧品などの酸化防止剤として利用されています)

 それだけでは無く、ボトルに充填する時に香料業界では良く行われている「窒素」を同時に充填する事で、開封しない場合は1年以上香りの変化を起こさないように考えたものです。(実証試験は現在も柏木研究室で実験中)

 昨年末に東京に上京して熊谷千津さんや生活の木の宇田川専務さん(AEAJ理事長)にこの話をご相談した時に「何も混ぜないのがエッセンシャルオイル」と言うアドバイスを頂き、今回の「かぐや姫の残り香 香りの精(かおりのせい)ゆず」と言う呼び名にしたのです。

 「香りの精(かおりのせい)」は今後 

酸化防止剤として0.1%だけ天然ビタミンEを添加したエコロギー四万十の商品に付けて行く予定としています。

 水蒸気蒸留法で抽出した柑橘類精油の良い所は、

以前にも記入したとおり、「光毒性(こうどくせい・ひかりどくせい)」成分が含まれない。(フラノクマリン誘導体(ソラレン誘導体)(ベルガプテンなど)が含まれない)柑橘精油の光毒性について、

 不純成分が含まれないので、安心・安全度の高い植物精油類(エッセンシャルオイル)になる。

 精油類が無色透明なので手作り化粧品づくりに使い易い などなど

 多くの良さがある植物精油となります。

 これで、アロマの知識があまり無い一般の皆様にも扱いやすい植物精油商品が出来たと考えています。

ゆず風呂にご使用になっても保存場所をあまり気にすることはありません。

長期保存する場合やアロマの知識のない方へのプレゼントには是非

 かぐや姫の残り香 香りの精(かおりのせい)ゆず を ご利用ください。

最後に、追伸です。

 長らく展示販売させて頂いた京阪シティモールの営業も4月30日で終了となります。

明日(4月29日)午後13:00より17:00まで

  日本臨床アロマセラピー学会さんのご協力で「ハンドマッサージ」行います。

 お近くの皆様は是非この機会に ゆず精油・ゆずシードオイルを利用した

 ハンドマッサージをご体験ください。

 
 
 
 
posted by エコル君 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2013年11月29日

夢音香ゆずオイル


 今日も朝から寒い一日となっている四万十川中流域です。
今週になって、また一段と冬の訪れを感じる毎日になっています。
天気が良くなったり、急に小雨が舞ったり(今日の未明には雪が降ったようです)、北風は強く吹いたりとお天気が安定していないのですが、日々寒くなってきているように感じます。

 11月も終わりに近づき、今年の柚子シーズンももう直ぐ終わりとなります。
エコロギー四万十でも、柚子果皮加工処理と柚子精油抽出が最盛期となっている所です。

 さて、今回は「夢音香(ゆめおとか)ゆずオイル(ゆず精油)」についての話しです。

 このブログを定期的に読んで頂いている皆様には「夢音香ゆずエッセンシャルオイル」の話しは以前から記入しているのでご理解いただけるとは思うのですが、やっと昨年から本格的な海外展開を含めて「夢音香ゆずオイル」も出荷が増えてきた所です。

 例年、夢音香ゆずオイルは1月後半ぐらいから抽出を開始するのですが
今年は夢音香ゆずオイルもご注文を多く頂け、今シーズンのユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出を開始した11月中旬から抽出を開始した所です。

 ここで、初めてこのブログを読んで頂いた皆様向けに「夢音香(ゆめおとか)ゆずオイル」についての説明を少し記入してみます。

131129-05.jpg
JST育成研究成果報告書(平成18〜20年度)
(詳しくは:2009年06月05日研究成果報告書をお読み下さい。)


 平成17年に高知大学農学部 沢村正義教授(現:名誉教授)からお誘いを受け文部科学省の外郭団体 科学技術振興機構(JST)育成研究として平成18〜20年度蒸留法の新たな抽出技術開発(超音波印加型減圧水蒸気蒸留法(Supersonic steam-distillation))(特許第3842794号)と排水浄化研究を含む「柚子搾汁後残滓のエココンシャスな精油抽出・処理技術の開発」で実用化したものです。

「夢音香(ゆめおとか)」と言う名前は、
沢村先生、柏木先生(上記の研究時にはJSTの研究員でした。現:高知大学農学部准教授)エコロギー四万十の3者が共同で取得した商標になっています。(登録第5311146号)
(この辺の詳しい話は、2009年09月12日夢音香(ゆめおとか)、その2をご覧下さい)

131129-06.jpg
超音波による抽出のイメージ図(成果報告書より)


 既存の水蒸気蒸留法では取りきれないゆず精油を超音波を印加する事で取り出すと言うようなイメージです。

 既存製法で抽出するユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)とは若干香りが違うので、この製法が完成される前からお付き合い頂く香料会社さんには出荷できないのですが、平成20年から海外向け(輸出用)として営業を続けていました。

 国内向けにはエッセンシャルオイルでの販売を21年から行っています。

131129-02.jpg
131129-03.jpg
夢音香(ゆめおとか)ゆずエッセンシャルオイルのリーフレット
(ご購入はエコロギー四万十のネットショップe-SHIMANTOをご利用下さい)


 この夢音香ゆずエッセンシャルオイルのリーフレットが自慢なのは、裏面を見て頂けると分かるのですが、JSTのロゴマーク・高知大学のロゴマーク・エコロギー四万十のロゴマークが入っている所です。

 この商品の販売については、JSTや高知大学にもご協力頂いて「和の香り」(和精油)として海外市場を目指すと言う思いが最初からあった事です。

131129-04.jpg
夢音香(ゆめおとか)販促用のポスターから


 昨年から本格的に海外輸出も進み始めました。

現在も3件程度、海外からのお話もありサンプル出荷を行っています。

先日記入した経済産業省の補助事業で進めている「かぐや姫ブランド商品開発」(かぐや姫の残り香)(クールジャパン絡みの補助事業です)で新たな展開も模索している所です。

 私達の夢を乗せた、ドンキホーテの取り組みも

    いよいよ本格的なスタートです。

皆様、今後とも宜しくお願いします。

 昨年12月から進めてきた新商品の開発(夢音香ブランド)もいよいよ佳境に入った所です。

 このブログでまたご紹介させて頂きますので新ブランドも宜しくお願い致します。

 
 

 

posted by エコル君 at 16:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年12月25日

無農薬栽培の柚子


 皆様、クリスマスイブはいかがお過ごしでしたか??

 四万十川中流域もクリスマス寒波に見舞われ寒いクリスマスになりました。
日本海側や北海道でも雪が降り色々な被害もあったようです。いよいよ本格的な冬の始まりです。まだまだ寒くなるとは思いますが、皆様くれぐれも体調管理や事故などには気を付けて下さい。

121226-01.jpg  121226-02.jpg
12月24日 8:00頃


 クリスマスイブの昨日は上記のように朝から雪が降り昨年同様、ホワイトクリスマスも夢見ていたのですが、残念ながら四万十川中流域はその後雪が降らず積もる事はありませんでした。

昨日は家業の方が定休日と言う事もあり、早くから自宅に帰り少し熱めのお風呂に入り(当然、ゆずエッセンシャルオイルを利用したゆず風呂です)暖かくしてクリスマスイブの夜を過ごしました。

 例年、この時期に来る寒波に本当の冬の幕開けを感じています。

 さて、いよいよ年の瀬も迫り会社の方も今年最後の一週間となりました。
前回も少し記入したのですが、お陰様で今年のエコロギー四万十は嬉しい悲鳴状態の忙しい年末となっています。
例年、この時期はユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出に集中する時期ですが、今年は例年以上に注文を多く頂けフル稼働状態で植物精油抽出を行っている所です。

 年末に向けて寒さに負けないようにフルパワーで乗り切りたいと思います。

121226-03.jpg  121226-04.jpg
ユズオイル抽出用の柚子果皮原料


 上記の画像は、本日午後から仕込予定のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)原料の柚子果皮です。

 多くの皆様からよくご質問を頂くのが「無農薬栽培の柚子ですか?」の質問に、私はいつも「適切に管理されて育てられた柚子です」とお答えしています。
少し写真が小さくて見難いとは思われますが、多くの皆さんが勘違いされているように思われます。

 非常に綺麗な柚子果皮から精油を抽出していることが見て頂いて分かると思います。柚子に限らず柑橘類は非常にデリケートな植物で害虫の影響や病気・ウイルス病など非常に多く発生する植物だと聞いています。まして、今年のように天候不順で雨の多い年は管理が大変だと生産者の皆さんにお聞きします。

 私の経験上「無農薬栽培の柚子は、生産放棄された無手入れの柚子」でアブラムシ・ミカンハモグリガ・そうか病等の影響を受けた果実は香りも弱く逆に危険性を伴う柚子と考えています。

柚子果実生産時に手間暇をかけて適切に管理された柚子果皮からは、柚子独特の良い香りと十分な精油量を確保する事が出来ると考えています。

 一概に農薬を使うと言っても、昔と比べて農業分野でもトレーサビリティ法の考え方が導入されてからは「訳の分からない無農薬柚子」を集めて植物精油を抽出するよりも危険性が無いと思っています。また、私達が利用する柚子果皮は果汁生産用に作られる柚子ですから、青果出荷される柚子と比べると極端に農薬散布の量を減らした柚子なので農薬の危険性は全く無いものと考えている所です。
(販売される果汁は食品利用するため農薬検査を実施しています)

 平成18〜20年度に行った科学技術振興機構(JST)育成研究時に調査した化学分析でも「蒸留法」で抽出した精油類の安全性は実証済みです。
(詳しくは → 2009年10月23日 精油抽出技術・販売?

 考えてみて下さい、植物精油の採れる量は原材料に対して0.5〜0.7%程度と非常に少ない量になります。農林水産省の「有機農産物の日本農林規格」を取得している生産者がどの程度あるか考えてみると分かると思います。(オーガニック製品はJIS認証取得されているかどうか必ず確認しましょう)


 エコロギー四万十はこれからも生産者のみなさん達と

安心・安全な製品づくりを目指して植物精油抽出を行っていきたいと思っています。

今後とも 田舎の貧乏会社 エコロギー四万十 宜しくお願い致します。

 
 
 
posted by エコル君 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年11月13日

またもや柚子のお話し


 2012年(平成24年)のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出も昨日からスタートし、いよいよエコロギー四万十が一番忙しい時期に入って来ました。
例年記入するように、この時期は地元の柚子果皮加工処理とゆず精油の抽出が重なり猫の手も借りたいほどバタバタとする時期になります。

 今年は、地元の果皮加工処理を減らしたので若干例年よりは時間が取れるのですが、その分 見学の皆様の受け入れを行ったので時間配分が難しくなっているような気もします・・・

今年のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)の出荷は11月14日抽出分から行う予定としています。お待ち頂いている皆様、もう少しお時間を下さい。

 さて、先週末は今シーズンのお礼とご挨拶に行く事がすっかり遅くなってしまった土佐山村(市町村合併で現在は高知市土佐山)にお邪魔してきました。
高知県の丁度 中央部にある旧土佐山村も古くから柚子の産地として知られている所です。

121113-06.jpg
赤印がエコロギー四万十と旧土佐山村
 

 丁度お伺いした11月9日(金曜日)は土佐山JAの搾汁工場も動き始めた日と重なり、組合長さんやJA担当者さん等とお会いでき色々とお話をお伺いする事も出来ました。
 また、高知市中山間対策課の真鍋糺先生にご案内頂き、土佐山地区の柚子園地の見学や柚子に関しての貴重な資料を頂き、お礼に行って返って余計なご迷惑をおかけしたのでは無いかと心配になるほどでした。

121113-05.jpg
高知県内の柚子栽培面積グラフ


 上記のグラフは真鍋先生から頂いた資料の画像ですが、高知県内での柚子栽培面積は759haで、主な産地は高知県中央部の高知市・香美市、東部の安芸市・北川村・馬路村・安田町、北部の大豊町、西部の四万十町・四万十市になっています。

 エコロギー四万十のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出には四万十町内の柚子だけでは足りないため、上記の各JAさんや生産者団体さんのご協力で何とか原材料確保が出来るようになっている所です。

 高知県内で生産される柚子は大きく分けて青果用・冬至用・加工用(酢玉用)の3種類になると思います。私達がユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)を抽出する原料の柚子果皮は加工用に搾汁工場で果汁を絞った後の果皮を加工して精油抽出の原材料としています。

 今回、真鍋先生から土佐山地域の柚子園地を見学させて頂き、また改めて生産者の皆様のご努力に頭が下がる思いでした。残念ながらカメラを車に忘れて画像を写す事が出来なかったのですが、どの柚子園地もよく整備されたわわに実った柚子は驚くばかりに綺麗なものでした。

 近年、お付き合いの広がったアロマ関係者の皆さんから「無農薬ゆず」の話を聞かれるのですが、いつもお答えするように「適切に農薬を使って生産された柚子から精油を抽出しています。」と答えているのをもっと胸を張って説明したいと思いました。
柚子は病害虫の被害も多くウイルス感染の被害が出たら周りの柚子園地にも影響を及ぼしかねません。生産者の皆さんの日ごろの努力により生産される柚子から精油を抽出させて頂けるのに感謝するばかりです。

 皆様も、是非一度柚子生産現場をご覧頂けるとこの思いを分かって頂けると思います。

旧土佐山村で柚子の画像を撮れなかったのであまり手入れされていないエコロギー四万十の柚子の画像です。

121113-03.jpg  121113-04.jpg


丁度、この画像の撮影時に枝に隠れていたので以下の画像も

121113-02.jpg  121113-01.jpg

 
 今週は精油抽出見学や柚子生産現場見学の皆様も多く来社されます。

11月後半になるとほぼ柚子の収穫が終わってしまうので黄色く実った柚子を見る事が出来ないかもしれません。

興味のある皆様、来年はお早めにご連絡ください。できる範囲で対応させて頂きます。

最後に、

121107-02.jpg
3代目の改良型 四万十ひのきの柚子絞り


 昨日来社頂いたお客様に東京でのデモンストレーションのお話を検討して頂いています。

聞く所によると、東京ではまだ柚子の香りを知らない方がいるとの話です。

話しが決まりましたら、このブログでお知らせします。

お近くの皆様、是非お立ち寄りください。

 
  
 
posted by エコル君 at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年09月25日

ゆず精油のご注文、、


 今日は朝から快晴となっている四万十川中流域です。
夏以降こんなに青い空は本当に久しぶりに見るような気がします。
朝晩はすっかり涼しくなり秋も深まってきたのが良く分かります。四万十川の水も澄んできてやっと本来の姿に戻りつつあります。また、回りの山も秋が深まり赤みが増えてきているようにも思われます。

120925-01.jpg
今日の青空


 この所ずっと曇りや雨が多かったため、今日のような晴天の日は心ウキウキ状態になっているエコロギー四万十です。
会社敷地内の土手にも彼岸花が咲き乱れています。桜の木の葉も少し赤みを帯びてきてもう直ぐ徐々に落ちて行くように思われます。

120925-02.jpg  120925-06.jpg
会社前の土手


 さて、表題のお話し

例年、この話しは記入する事なのですが
9月後半から10月にかけてお取引頂く香料会社さんやアロマ事業者さんに来年度のユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)の需要や注文をお聞きしています。

 ご存知のように、柑橘精油類の取れる時期は決まっているため1年に一度のシーズンを逃すと原材料確保が難しくなってくるため計画的なスケジュールを組まないと各種植物精油類の在庫が多くなったりお客様にご迷惑をおかけしたりと言う事が起こる可能性があるためです。

柚子に関しては10月後半から12月中旬ぐらいまでが「柚子シーズン」となります。

 この間に来年販売するユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)の原料となる果皮の確保と精油抽出のスケジュールを作成します。柚子が決まったらその他の柑橘類(小夏・ぽんかん・文旦・だいだい・れもん等)の原材料確保とスケジュールを決めると言う段取りです。
 
 最後に、精油抽出用の蒸留装置が空いている時期が分かれば外部から委託されるテスト用の植物精油抽出蒸留試験やその他を入れ、この9〜10月で来年のエコロギー四万十のスケジュールを決める大事な時期となるのです。

120925-03.jpg

120925-04.jpg  120925-05.jpg
エコロギー四万十ゆず 9月25日現在


 今年はこのスケジュール決めが少し早く動いているように思います。
何やら8月後半から色々とお問い合わせやご注文が重なり少し早く原材料となる柚子果皮購入を計画するように動いています。

上記の画像は、エコロギー四万十敷地内の柚子ですが、まだまだ実は青くそんなには大きくなっていません。この状態では生産者さんも今年の柚子シーズンの予想は立て難いと思われますがご協力よろしくお願い致します。

 また、ご注文頂く皆様、

現在、来年度の需要調査行っておりますのでなるべく早く宜しくお願い致します。

尚、私たちが販売しているのは農産物加工品の植物精油です。

化粧品や食品などにご利用頂く柚子香料などの販売は行っていません。
柚子香料などはお取引ただく香料会社さんをご紹介しますのでそちらにお問い合わせください。

田舎の貧乏会社のエコロギー四万十の事です。

是非、この辺はご理解ください。

来年の植物精油類のご注文お待ちしております。

 
  
  
posted by エコル君 at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年05月30日

四万十のしょうが精油


 ここの所全国的に不安定な天気が続いているようです。四万十川中流域でも急に局地的な雨が降ったりと怪しげな日が続いていますが、殆どの田圃で田植えも終了し初夏を迎える準備も整ったようです。前回記入したホタルのシーズンに突入です。

 さて、以前から記入予定だった生姜(ショウガ)植え付け作業の写真を生産者の方からお借りできたので今回は「四万十のしょうが精油」と題して記入していきたいと思います。

 まず前段で、一般的な話としてショウガの収穫量について少し記入したいと思います。

120530-08.jpg
全国の生姜の生産量


 上記の画像は以前記入したアロマ環境協会様の会報誌用に調べた時のデータをグラフにしたものです。平成22年度の集計ですが全国で約53,800tの収穫があり、その内24,200t(45%)が四国で生産されていると言う事です。四国で生産される生姜のうち約23,800t(四国内生産の98%)が高知県内での生産になります。

 四万十川中流域四万十町内の窪川地区は古くから生姜の生産地として知られ、今でも多くの生姜が生産されています。エコロギー四万十も四万十町が合併した平成18年度から農・林バイオマス利用の一環として生姜の精油抽出を行ってきました。四万十ひのき・四万十のゆず・四万十しょうが精油とこの3種類は四万十の大地の恵みとして「四万十香りセット」としてエッセンシャルオイルの販売も行っています。



 またまた前振りが少し長くなりました。
提供頂いた画像を少し加工させて頂いて以下、生姜植え付け作業の模様です。

生姜の収穫期は例年10月後半〜11月にかけての時期になります。生姜の植え付けは4月後半〜5月中旬ぐらいでしょうか??
畑に畝(うね)と呼ばれる生姜の寝床??を作り、一個一個手作業で生姜を植えて行きます。

120530-03.jpg
生姜の植え付け


120530-02.jpg  120530-01.jpg
  

全体的に見るとこんな感じ・・

120530-04.jpg  120530-05.jpg


 丁寧に囲っていた生姜から種生姜となる生姜を一つ一つ植えて行く作業は非常に大変で、春のこの時期は生姜農家さんも猫の手も借りたくなるとの話です。雨が降るとこの作業は出来ないので天気との戦いでもあるそうです。

120530-07.jpg  120530-06.jpg
生姜を並べたら土をかけます


 上記の一連の作業で今回の生姜の植え付けのご紹介は終わりです。今年は植え付けの取材を行う予定でしたが日程が合わず取材が出来ませんでした。聞く所によるとこの後7月頃に敷き藁(しきわら)作業を行い水分を十分に与えて10月下旬の収穫期を迎えるとの事でした。

 今年は7〜8月頃の新生姜や茎・葉からの精油抽出実験も予定しています。

前段のご紹介時に海外から輸入される生姜の話を記入忘れしたのですが、
近年は中国・台湾・インドネシア等から輸入される生姜も多くなっていると聞いています。インフレによる価格の低迷や輸入生姜の影響など、様々な要因からご苦労が多いとの話も聞きます。

 弱小のエコロギー四万十では大した貢献は出来ないのですが、

天然植物精油(エッセンシャルオイルや香料)として何か貢献できればよいのですが・・
以前記入したように今年は精油抽出以外にも色々と実験予定ですので何らかの製品化が出来ると良いのですが・・・

今回の画像でご協力頂いたのは以前からお世話になっている地元の生産者さん(会社組織になったようです)株式会社おしょうファームの中越社長です。新鮮な四万十の生姜や香り米(仁井田米)は是非一度ご覧ください。 株式会社おしょうファーム

 ショウガ精油の話を記入できませんでした。もう少し詳しくお知りになりたい方は、
2011年09月03日 しょうが精油
2012年02月29日 しょうがオイルについて、
皆さんの参考になればよいのですが・・

多くの皆さんにご協力頂いています。

「四万十川大地の恵み」是非今後とも宜しくお願いします。

 
 

 
  
 

posted by エコル君 at 15:55| Comment(1) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年04月10日

土佐文旦精油抽出、その2

 少し曇り空になってきた四万十川中流域の天気です。
天気予報によると今夜から雨で明日も降水確率90%と言われています。
明日は2回目の文旦果皮が届く予定の日なので雨が心配なエコロギー四万十です。
私は基本的に晴れ男なのですが、近年はその神通力も微妙となって来つつあり明日の作業が少し心配になっています。

120410-03.jpg  120410-02.jpg
会社前の土手の桜と菜の花とミツバチ


 上記の画像は月曜日(4月9日)に撮影した会社前の土手の画像です。
会社のある場所は四万十川支流の希ノ川谷横の山に囲まれた位置にあるので若干桜の花は四万十川沿いの国道付近より長持ちはしているのですが昨日・今日とどんどん花が散っています。多分、今夜の雨ですべて葉桜に変わると思われます。

 さて、今回は前回に続いて「土佐文旦精油抽出、その2」です。

昨日からスタートした土佐文旦オイル(ぶんたんオイル・ぶんたん精油)抽出ですが、本格的な精油抽出作業は今回で2回目なのです。平成17〜18年頃からスタートした高知県の柑橘精油抽出研究の一環として数回チャレンジしたことはあったのですが、あまり加工利用(搾汁(果汁)(ジュース))を行わない柑橘であるため、果皮の入手が非常に困難、アルベド(黄色い果皮の裏側の白い部分)が厚いため果皮加工に手間がかかるなどの理由で一時研究を断念したことがあります。

 その後、土佐文旦果実摘果時(果実の青い時期に選抜して残す作業)に出てくる果実での精油抽出も行いましたが、どの柑橘の摘果時にできる精油は青臭くあまり特徴のない精油になってしまうのと油胞があまり育っていないため抽出率が悪いと言う事もありこちらもあまり進みませんでした。(摘果ミカン等の柑橘類はいまさら漬物を作るより粉砕後酵素で溶かして利用できないかとは思っていますが・・)

 一昨年、高知県工業技術センター様よりお話があり行ったのが本格的に抽出研究を実施した一回目でした。

 120406-05.jpg
土佐ぶんたんエッセンシャルオイル


 昨年は何度も記入するように手違いで抽出が出来ていないので、今回が二回目のまだ研究不足の部分もあります。

 月曜日からスタートした土佐文旦精油抽出ですが、今日の朝の仕込が2回目の本格的抽出実験開始の日で少しバタバタとした仕込作業となってしまいました。

 と言うのも、

精油を抽出すると言っても、農園で育てられる生産者さんの協力、果汁などを搾汁する加工業者の皆さんの協力などなど、多くの皆さんの手を経由して私共の会社に果皮が届いてきます。鮮度を保つため私共では-20℃の冷凍庫で保管しそれを解凍して抽出時の仕込作業を行います。

 仕込時にはどのような粉砕をするのか、撹拌用の水はどの程度入れるのかなどなど一応同じ柑橘でも若干手順が違ったり方法が違ったりする場合があります。エコロギー四万十の各蒸留方法は少しずつ改良を加えているので一昨年行った文旦精油蒸留時からは相当作業方法が変わってきています。

 今日は本格的作業が初めてでしたのでスタッフにも戸惑いがあり少しバタバタとなってしまいましたが、取れたぶんたん精油は非常に良い香りで納得のいくものになりました。

 明日からの抽出分から出荷予定としています。

長らくお待たせした皆様、

段取りの悪いエコロギー四万十でご迷惑をおかけしました。

木曜日(4月12)朝から出荷いたしますので宜しくお願い致します。

私共のネットショップ(e-SHIMANTO)での販売も金曜日(4月13日)からスタート予定としています。

土佐ぶんたんエッセンシャルオイル是非お試しください。

 
 
     
posted by エコル君 at 16:38| Comment(1) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年04月07日

土佐文旦精油抽出開始、、


 4月に突入しアッと言う間に今週も週末となってしまいました。
またも出張から始まった今週ですが、強風と強い雨の日があったり、その後冷たい風の日が続き気温も下がったりと不安定な天気が続きました。
今日の天気は晴れているのですが風も少し吹いて若干寒く感じる四万十川中流域の週末です。
桜の花も風に吹かれ徐々に葉桜となって来ました。

 さて、今日のお話「土佐文旦精油抽出開始、、」です。

 昨年は手違いもありぶんたんオイル(文旦オイル、ブンタンオイル、文旦精油)の抽出が出来ませんでした。在庫が無くなり多くの皆様にご迷惑をおかけしました。大変申し訳ありませんでした。

 本年は昨年末より生産者の皆さんや加工業者の皆さんにお会いして打ち合わせを行い、本年になっても何度か連絡を入れ昨年のような間違いが起こらないように準備を進めてきました。
今週、加工場から文旦果皮が届き現在私共の冷凍コンテナの中に保存した状況になっています。

120406-04.jpg  120406-03.jpg
文旦果樹園の文旦と文旦果皮


 来週からいよいよ本格的にぶんたんオイル(文旦オイル、ブンタンオイル、文旦精油)の抽出を行う予定としています。順調にいけば来週後半から出荷予定で、私共のネットショップ(e-SHIMANTO)でも来週末には販売する予定としています。

120406-05.jpg
土佐ぶんたんエッセンシャルオイル


 土佐文旦についてここで少しお詫びと確認です。
現在エコロギー四万十で販売している土佐ぶんたんエッセンシャルオイルの学名表記についてですが、
学名:Citrus maxima と表記しています。これは「文旦、学名: Citrus maxima、シノニムCitrus grandis (L.) 」の略称系表記としていたのですが、昨年末あるメーカーより問い合わせがあり、いつもご指導いただく高知大学農学部 沢村正義名誉教授に聞いてみた所誤りがあると指摘されました。

土佐文旦の正式学名は Citrus grandis Osbeck forma Tosabuntan になるとの事です。
省略形は Citrus grandis が良いとの指摘でした。
私共が使用している「学名: Citrus maxima 」はグレープフルーツの学名になると言う事で誤りでしたので今回訂正させて頂きます。

 とは言え、

貧乏企業のエコロギー四万十のことです。当面、5mlボトルのエッセンシャルオイルは修正できませんがご了承ください。

ぶんたんオイルの成分にはグレープフルーツに含まれている「ノートカトン(ヌートカトン)」と言う成分が含まれているそうです。このノートカトンはダイエット効果があると一時言われていたようです。
香りを嗅いだだけで痩せるようなら今回の抽出で私も少しはダイエットが出来るかもしれません。ぶんたんオイル抽出が全て完了した時に私の体重が減っているようならこのブログでまた報告させて頂きたいと思います。期待してお待ちください。

 さて、最後に

120406-02.jpg  120406-01.jpg
におい・かおり環境学会誌と今回掲載された沢村先生の論文


 この話も以前から数回アナウンスしていたのですが、本日沢村先生より送付されてきました。
1月〜2月に原稿チェックは何度か行って見ていたのですが、製本された論文などを見ると嬉しく思います。私は大した貢献もしていないのですが今回は名前を入れて頂き感謝する事ばかりです。

 学会誌の内容は、私にとっては非常に勉強になります。
平成14年から言い続けてきた木質バイオマスや農業バイオマスの利用について
ほぼ私の考えと同じ方法や利用方を考えている方の論文も載っていました。

林業も農業も一方向からの利用だけでなく、多方面から考えるともう少し前に進むのではないかと思います。

若い方たちの参加意識や生産意欲も出てくるものと思います。

行政や森林組合・農協 関係者の皆さんに少しでも分かって頂けるとありがたいのですが・・

田舎の山の中より世界に向けて

 いつものように 夢はどんどん広がる エコロギー四万十でした。

 
 
 

   


posted by エコル君 at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2012年03月28日

こなつ精油抽出開始、、


 朝晩、まだまだ寒いと感じる日がある四万十川中流域です。
一昨日から天気は良いのですが冷たい北風が吹き、昨日の朝の気温は-1℃でした。
日当たりの良い場所の桜は咲いてきたのですが、四万十川中流域での桜の花の開花はもう少し遅れそうです。4月1日の四万十川さくらマラソン お天気も少し気がかりですが桜の花の開花もこのままの気温では少し心配になって来ます。もう少し暖かくなると良いのですが・・・

 さて、本日の「こなつ精油抽出開始、、」です。

初夏の柑橘類として知られる「土佐小夏」ですが、少し先取りで本日から精油の抽出を開始しました。
通常は各柑橘類の抽出状況をこのブログで細かく記入することは無いのですが、ぶんたんエッセンシャルオイルの欠品が続き、また、小夏オイルの在庫不足でご迷惑をおかけした皆様がいます。大変申し訳ありませんでした。

 今回、そのお詫びを込めて少し詳しく状況なども含め記入したいと考えました。

120328-05.jpg
こなつエッセンシャルオイルとぶんたんエッセンシャルオイル


 最初に「土佐小夏」について
高知県内では土佐小夏と呼ばれていますが標準和名は「日向夏(ひゅうがなつ)」、学名:Citrus tamuranaと言う事になるようです。柚子の突然変異で生まれたと言われているようですが、私たちが子供の頃より食していたように思います。

 土佐小夏は通常の柑橘とは違い、包丁で黄色い皮をむき、白いアルベド部分を残して内袋(さのう・じょのう)と共に食べるのが一般的です。

120328-04.jpg
土佐小夏の盛り付け例(高知県内の白木果樹園さんの画像をお借りしました)


 爽やかな甘みと仄かな苦みを感じながら少し塩を振って(砂糖をかけたり醤油を付けて)食べると非常に美味しい柑橘です。
3月上旬から6月ぐらいまで高知県内の商店で販売されています。
私個人のイメージでは初夏のイメージが強く小夏オイル(こなつオイル・コナツオイル)の香りも少し甘く苦みもある初夏には良く似合う香りだと思います。

120328-02.jpg  120328-03.jpg
今朝の仕込時のこなつの果皮


 今日は初回でしたので「香りづけ」と言う、抽出装置に香りを慣らす作業でしたので仕込量はいつもの1/10程度の量でテスト抽出でした。久々に小夏の香りを嗅ぐと本当に良い香りと思い出しました。

 こなつオイルの抽出は当初の予定より若干遅れて皆様にご迷惑をおかけしました。
精油抽出を開始して2〜3回は香りが不安定となるため31日抽出分から出荷を行う予定としています。
もう暫くお時間を頂けると幸いです。

 各種柑橘類の精油抽出に必要な原材料の果皮が出来るのが年に一度のシーズン時期だけですので、急なご注文には対応できない場合があります。
 ご存じのとおり、田舎の貧乏会社のエコロギー四万十ですので大量の在庫を持つだけの体力がありません。生産者の皆さんと打ち合わせしながらの精油抽出ですので、ご注文の際はぜひお早めにお願い致します。

 昨年、手違いがありずっと欠品となっている文旦オイル(ぶんたんオイル・ブンタン精油)の抽出はこなつ精油抽出が終了後直ぐに開始予定としています。ぶんたんオイル抽出の原材料の果皮調達も計画より少し遅れています。来週にはエコロギー四万十に届くと思うのですが昨年のような手違いが起こらないように打ち合わせをこまめに行っていますのでもう暫くお時間を頂ければと思います。
4月中には何とか間に合わせたいと思っていますので宜しくお願い致します。

 いつまでも、段取りの悪いエコロギー四万十ですが

皆様、気長にお付き合い頂ければ幸いです。

 今後とも宜しくお願い致します。

 
 
    
    
posted by エコル君 at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2011年12月21日

放射能の影響??


 残す所、今年も後10日あまりで終了します。今年を振り返るのはまた後日として、

この所のエコロギー四万十は来年に向けての新商品用抽出実験2種(委託抽出含む)と四万十産ユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出と研究室内にあるほとんどの蒸留装置が稼働し様々な香りが漂う状況となっている所です。新たな年へ向けドンキホーテの取り組みはまだまだ続きます。

 さて、今回のテーマ「放射能の影響??」ですが、
先々週でしたか「東南アジアからの問い合わせ」の話を少し記入したのですが、海外在住の皆様の中にもこのブログを読んで頂けている方がいるようで様々なお問い合わせやお話を頂きます。
また、先週も都内のアロマショップさんからもご質問を頂きました。

 あまりこのブログでは触れてこなかったのですが「放射能に関して」と言うお問い合わせは夏頃から多くなってきたようにも思います。
今年も残り少なくなってきたのでこの問題について少し私の考えなども含めて今回は記入したいと思います。

 素人の私の見解ですので間違った記入になるかもしれませんが読んでいただけると幸いです。

111222-01.jpg
高知県の環境放射線量の状況
高知県庁ホームページより)


 上記の画像は高知県庁の「高知県の環境放射線量の状況」ページからキャプチャした「降下物(ちり、ほこり、雨など)の分析結果(ヨウ素-131、セシウム-134、セシウム-137)」の画像です。
このページにはその他にも様々なデータがありますのでご覧頂けると状況を少し理解いただけると思います。

 今年3月の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は非常に大きな被害を各地に与えました。
被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げると共に被災された皆様が一日も早く活力を取り戻し、早く地域の復旧が出来ることを心より願っています。

 地震は生きている地球に住んでいる以上どこで起こっても不思議とは思わないのですが、今回の震災は「原発事故」と言う、本当に残念な事故も発生しました。非常に腹立たしい事ではあるのですが、この事を書いていたらとても話が前に進まないので省略します。

 今回の「原発事故に伴う放射能問題」は様々な個所に現れているようです。
私を含め多くの皆さんは「放射能」について全く知識が無く「分からない事への不安」があるのだと思います。食料品であったり私たちが製造する「植物精油」「エッセンシャルオイル」でも同じ不安があるのだと思います。

 そこでユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)を例に出して説明すると
1.今年販売したユズオイルの原料は昨年(平成22年)11月に収穫された柚子が原料ですから放射能の影響はありません。

2.私たちの植物精油抽出方法は「水蒸気蒸留法」を改良したものなので放射能の影響は基本的に出ないと思います。(圧搾法や溶剤抽出の場合は原料から直接採取されるので農薬などの化学成分も含まれる可能性はありますが、蒸留法の場合蒸留層から蒸気(熱)の力を利用して貯留槽に植物精油を移動させて採取するため不純物が混ざる可能性が少ないと考えるから)

3.高知県内での放射線の影響は上記高知県庁ホームページで公開しているので確認してもらいたい。

 放射能の影響を聞かれた時は、上記のような回答をしています。

安心・安全な植物精油を皆様にお届けできるように今後も務めますので宜しくお願い致します。

最後に、

 この所、フル稼働状態ですので電話が繋がりにくいかもしれません。
植物精油を抽出する準備で事務所が空となる事が多くなっています。お手数ですが、メール等で対応頂けると幸いです。

 いつまでも貧乏企業のエコロギー四万十ですが

 今年も精一杯 前を向いて取り組んでいます。

 今後とも宜しくお願い致します。

 
 
posted by エコル君 at 17:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2011年09月03日

しょうが精油


 今週も何やら忙しい一週間でした。
8月後半には何とか記事をアップしたいと思っていたのですが、急な来客や打ち合わせが重なり結局本日となってしまいました。台風12号(タラス)もノロノロと少し高知県を離れたようです。高知県西部の四万十川流域も今は雨も止み風が少し吹いている程度の天気に落ち着きつつあります。こちらはあまり被害もなく大した雨ではなかったのですが、高知県東部地域は結構雨が降ったようで少し心配です。
 まだまだ台風の影響も残る地域もあると思います。十分気を付けてください。

 さて、今回のテーマ「しょうが精油」(ショウガオイル・ジンジャー精油)です。
2〜3年前からのしょうがブームもあり。結構お問い合わせも頂く「しょうが精油」(ショウガオイル・ジンジャー精油)の話しを少し記入してみたいと思います。

 エコロギー四万十のネットショップ(e-SHIMANTO)で販売しているしょうがエッセンシャルオイルの画像は以下となります。
(精油に含まれる成分などの詳しいデータは「e-SHIMANTO」でご確認ください)

110903-01.jpg
しょうがエッセンシャルオイル
 

 平成18年の町村合併で旧窪川町・旧大正町・旧十和村の2町1村が合併して現在の四万十町になりました。お隣の町であった旧窪川町はしょうがの産地として知られる地域でした。同じ四万十町内となった窪川地域のしょうがのことを少し調べてみると「しょうがを利用したお土産品や加工品が無い」と言う事が分かってきました。「日本一のしょうがの産地にしょうがを利用した加工品が無い」に疑問を持ちました。同時に、しょうがの青果を出荷する時に大量の農業バイオマス(しょうが残宰)が廃棄されている事が分かり、いつものように「勿体ない精神と加工品づくり」の切っ掛けづくりとしてしょうが精油の抽出研究を開始しました。
 
 丁度、ひのきオイル(ヒノキオイル・ひのき精油)とユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)の研究も軌道に乗り始め柑橘類ではぽんかんや小夏などの高知県内産農業バイオマス利用研究がスタートした時期と高知大学農学部 沢村正義教授(現:名誉教授)と科学技術振興機構(JST)の育成研究を開始した時期と重なり、一気にしょうが精油抽出研究は前に進みました。

 抽出研究を進めるまでは「しょうがに油があるのか??」など、全く分かっていない状況でしたが、取り合えず、やってみないと分からないのが植物精油抽出研究ですから、地域の生産者さんやJA・加工業者さんに協力して頂き初年度(平成18年)の研究がスタートしました。

 簡単にしょうが精油抽出の流れを記入すると、

110903-02.jpg  110903-03.jpg
しょうが畑と掘り出されたしょうが


 四万十川中流域のしょうがは、ゆずの収穫時期とほぼ同じで10月〜12月初めまでが収穫される時期となります。畑から掘り出されたしょうがは翌年の夏(6〜8月)の出荷のピークまで冷暗所に貯蔵されて寝かされます。

110903-04.jpg  110903-05.jpg
出荷時に発生するしょうがのチップ(しょうが残滓(農業バイオマス))


 廃棄されるしょうがチップは丁度ゆずやその他の柑橘類の植物精油抽出が終了した6〜8月に一番多くできることが分かり、蒸留装置を休ませることなく利用できると言う、私達にとっては非常にありがたい事も分かってきました。

110903-06.jpg  110903-07.jpg
抽出されたしょうが精油とエマルジョン化から精油分離中のしょうが精油


 ただ、柑橘果皮から抽出する植物精油やひのき等の樹木系から抽出される植物精油に比べて非常に抽出率が悪いのも分かってきました。同時に行った、市場調査でも「アロマテラピー」などで販売されている東南アジアや中国産のショウガエッセンシャルオイルと比べると全く違う香りで、市販されていたショウガエッセンシャルオイルは私達から言わせると「薬品の香り」にしか思えないものばかりでした。

 後で解ったのですが、東南アジアや中国では「親ショウガを乾燥して抽出している」と言う事でした。この話は、ある香料メーカの重役さんからお聞きしたのですが「一般的に市販されているショウガ精油は古くから乾燥ショウガで抽出」しているとの事でした。

 私たちが利用する国内産のしょうがは「春に植えてその秋収穫する」1年物のしょうがをフレッシュのまま抽出するのでしょうが本来の香りに近いものが取れるとの事でした。

 私たちが生産するしょうが精油の良さを近年は多くの皆様に分かって頂けるようになり、少し高額になるのですがご利用頂ける皆様が増えています。また、香料メーカからも新しい商品としてお風呂周りや各種食品類、変わった所では育毛剤・発毛剤??等への利用も増えてきていると言う話も聴いている所です。

 四万十のしょうがの香りが色々な場面で皆さんのお近くに広がっていると思います。残念ながら抽出率が悪いため私たちの生産量が限られているのでご迷惑をおかけしますが、気長にお付き合いください。

 四万十川の大地の恵み しょうがエセンシャルオイル 今後とも是非よろしくお願い致します。


 
 
posted by エコル君 at 16:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 商品情報

2011年08月07日

商品開発 あれこれ、

  
 8月に入ってもあっと言う間に一週間が経過してしまいました。
この所、よく来客が多いとのお話を記入するのですが
先週の月曜日に来客された皆様は、昨年の9月頃より連絡を頂き何度か日程調整を行ってきた皆様でした。しかし、なかなか調整が出来ずお会いできなかったのですが
急遽、日曜日(7月30日)にご連絡を頂き月曜に来社頂きました。
 
 今回、来社頂いたのは
日本アロマセラピー学会の関係者の皆様のようでアロマテラピーの医療現場への普及振興の活動をされているとのお話でした。いつも記入する話ですが、田舎者の私達にはよく分からない所もあるのですが、私たちが抽出する植物精油が医療現場や高齢者・福祉施設などの現場で利用されるのは非常に喜ばしいことです。

 アロマの世界では色々な協会や団体が活動されているのは聞いていますが、今の所私たちは特にどの協会や団体に所属しているわけではありません。この2〜3年でほぼ聞いたことのある関係団体の皆様には来社若しくは電話やメールでお知恵を頂いたように思います。

 いつも記入するように私たちは「来る者は拒まず、去る者は追わず」でいたってオープンな会社運営を行っています。四国西部の山の中で遠くて辺鄙なところですが来社頂き是非お知恵を頂ければ幸いです。

 さて、今回の前振りは
今回のテーマ「商品開発 あれこれ、」に繋がります。

それは、
来社頂く皆さんには、私たちが考えている数々の商品を食べて頂いたり飲んで頂いたり、触れて頂いたり香って頂いたりと
 ご意見を頂くようにしているのです。

石鹸一個作るのに5年もかかる会社ですから非常に動きの遅い取り組みですが、関係する(来社頂く)皆様から少しずつお知恵を頂きながら徐々に商品開発を進めています。

110805-04.jpg  110805-01.jpg
香りの積み木(試作品)


 上記の画像は、「都会の子供たちが和の香り(ひのき・たたみ・和紙など)を知らなくなっている」とのお話で、四万十ひのきの産地として
ひのきの香りを知らない世代が多くなるとヒノキ材利用が減ってしまうという危機感もあり、ひのきオイル(ひのき精油)を本格的に抽出し始めた平成21年より取り組んでいるサンプルの積み木です。

 私たちが考えているのは、通常の積み木より少し小さくして
自然塗料と精油類を活用した香りの積み木で、高齢者の皆さんのリハビリにも活用できるものを考えています。また、お風呂に入れて「ヒノキ風呂」も楽しめればもっと良いのですが・・・

110805-02.jpg  110805-03.jpg
自然塗料研究 実験中

 
 以前から少しだけご紹介していた「自然塗料研究」ですが、化学の知識のない私達だけでは前に進まなかったのですが、ご協力頂ける企業や研究者の皆さんとやっと少しだけ繋がり実際に塗料づくりの研究もスタートしています。

110805-05.jpg
香りカードセット試作品


 来社頂く皆さんから少しずつお知恵を頂きながら改良している香りのカードとカードスタンドです。私も今年初旬、中学生以来の入院体験を経験したのですが、病室の臭いは独特なもので慣れないと寝つきが悪かったように記憶しています。大きなディフューザーやアロマポットを持っていくのは気が引けますが、これなら枕元に置けるような気がして・・・
完成にはもう少し時間がかかりそうですが、、、、お知恵宜しく

最後は、今週から発売予定の
海洋堂ホビー館四万十さんとのコラボ企画で四万十市のピノキオさんに協力頂いた「クッキーかご盛り」です。地元の米粉を利用してゆず味としょうが味を作ってもらいました。見てのとおり、可愛いいかっぱのキャラクタークッキーを入れて発売します。
(オートキャンプ場ウエル花夢で製造している、地元米粉等の各種商品は9月中旬以降より発売予定です。もう暫くお時間を下さい・・)

110805-08.jpg  110805-07.jpg
四万十川クッキーかご盛り


 明日(8月8日)は、「四万十川のかっぱの日」です。
海洋堂ホビー館四万十でイベントを行います。
お近くの皆さん、是非お越しください。  天気が良ければよいのですが・・・

 大正地域商店街へのかっぱチェーンソーアート展示完了しています。次回ブログでご紹介予定ですが、21体のかっぱが大正地域商店街に出没しています。

 こちらもぜひご覧ください。

 
 


 
posted by エコル君 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2011年07月27日

植物精油販売、その2


 今週も何やら来客の多い忙しい一週間になってきました。
最初の予定では出張もなく来客予定もあまりなかったのですが、いつの間にやらミッチリとスケジュールが埋まってきました。昨日、午前中は別件もありオープン間もない海洋堂ホビー館四万十にお邪魔して新商品の打ち合わせと次回行うイベント等の話をして、午後からは来客2件と夜には町主催の会議と少しバタバタしました。

 海洋堂さんのホビー館四万十も子供たちが夏休みに入り順調に来館者が増えているようで何よりです。ただ、大正地域商店街には今の所あまり波及効果が見えていないようなので何らかの工夫が必要と感じている所でもあります・・・

 さて、本日のテーマ「植物精油販売、その2」についてです。
前回記入した「ゆず精油抽出お問い合わせ、」の反響が多く植物精油抽出等についての再度の記入となります。

 エコロギー四万十のネットショップ「e-SHIMANTO」で販売するようになってもう3年目となります。あまり宣伝もしていないのですが、お陰様で徐々にご利用いただく皆様も増えてきてありがたく思っている所ですが、基本的にエコロギー四万十の植物精油類は香料メーカーやアロマショップ様などに卸売りを中心として考えているため、一般の皆様には少し説明が分かり難くなっているのかもしれません。

110727-01.jpg
e-SHIMANTOトップページ(画像をクリックして頂くとe-SHIMANTOが開きます)


 現在、e-shimanntoで販売しているものは自社で抽出した地域の植物精油とお取引頂く愛媛県の事業者様から依頼され抽出した植物精油が主な商品になります。
いつも記入するように、もともと地域のバイオマスを利用したエネルギー化研究の一環から派生した植物精油抽出ですのでアロマテラピーの話や成分・効果効能等の話になると十分に対応できるだけの知識が乏しいのも現状です。

 ただ、アロマテラピーの各種協会様や高知大学農学部・高知県工業技術センターなど研究者や技術者・医療関係者の皆様から色々とお知恵を頂きながら、私たちが自信を持って販売できるものだけを掲出するように心がけています。精油類の成分表や引火点・比重、化学検査など出来る調査はほぼ行って「和の香り」としてネットでは販売している所です。
 
100716-01.jpg  100716-02.jpg
ぽんかんエッセンシャルオイル ゆずエッセンシャルオイル こなつエッセンシャルオイル
ぶんたんエッセンシャルオイル 国産れもんエッセンシャルオイル だいだいエッセンシャルオイル
100716-03.jpg  091203-01.jpg
しょうがエッセンシャルオイル ひのきエッセンシャルオイル(10ml・5ml) 夢音香ゆずエッセンシャルオイル


 販売している主な精油類は上記ですが、それ以外にも様々な地域の皆さんから色々な植物(ハーブ類や林産物含む)からの精油抽出も委託でお受けしています。ただ、いつもお話しします。
「香料メーカや事業者様に卸販売するには、ある一定量・ある期間、安定して継続生産しない限り販売できません」また「一般の皆様向けに販売するためには様々な成分や危険性(化学検査や細菌検査等)を納得するまで調べて下さい」と言っています。

 よく道の駅などで見かける精油類を見るにつけ、「成分の検討が出来てないのでは・・・」「安全性調査が出来ていないのでは・・・」と思われる商品も見ることがあります。

 私たちも初めは皆さんと同じように「全くの素人でした」
しかし、精油類を販売する事業者として「自分たちが自信を持って売れるもの」「できる調査はすべて行う」をモットーに様々な皆様からお知恵を頂きながら調査を進めてきました。

 ここの所、急に「森林の香り」(フィトンチッド)の問い合わせが増えてきました。
ネットで調べて頂けると「フィトンチッド普及センター」様のページが見つかると思われます。
平成13年に小さな実験機を購入してフィトンチッド普及センター様から情報を頂きながら始めたのが今の植物精油抽出事業のスタートです。

 平成14年に、香料メーカーや事業者様にヒアリング調査を行い、実際に抽出研究を開始したのは平成15年です。平成16年からは香料メーカー様を中心にお取引を開始し、アロマ事業者様や一般の皆様にお届けするようになったのは平成17〜18年と段階を追って徐々に進めてきました。

 安全性の問題は素人だけではクリアする事が出来ません。大学や研究機関・お近くの保健所等に相談して何の調査が必要か、また、他の事業者が販売しているエッセンシャルオイル等を購入して自分たちの香りと何が違うのか・・・  などなど

 自分たちが納得できる商品だけを販売して下さい。

私たちも未だに試行錯誤の連続です。今も「ヒノキオイル」の保存方法に疑問を持ち本格的に調査を開始しました。

 植物精油類の効果効能については、
大学や研究機関、医療現場や高齢者施設・福祉施設など色々なところでも研究が進んでいます。
当然、アロマ事業者の皆様も様々な研究や調査を実施しているようにお聞きしています。
あまり過大な、効果効能を謳うのは法律に抵触する可能性もあります。

 私たちも発展途上ですので、今後も皆様とご一緒に徐々に前に進めていきます。

 エコロギー四万十   今後とも宜しくお願い致します。

 
 
posted by エコル君 at 16:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2011年04月22日

四万十ヒノキ材の活用


 またまた更新が滞りました。
1月(行く)、2月(逃げる)、3月(去る)とアッと言う間に平成23年も過ぎて4月には少し落ち着くかと思っていたのですが同じように日時だけがどんどん経過しています。
 私の段取りの悪さもありスタッフや関係者の皆様にはご迷惑をおかけしています。

 さて、今回の「四万十ヒノキ材の活用」ですが
一般の皆さんの感覚は「ヒノキは高い」と言うイメージが先行しているのでしょうか??確かに合板や輸入材と比べる少し割高かもしれませんが、日本特有のヒノキの香りを有したヒノキ材はそれほど高価なものでは無いと私個人は思っています。

 いつも記入するように、私は農業者でも林業者でもないので専門的な知識はないのですが、調べてみると意外と「ヒノキ材」は高価なものでは無いように思います。ただ、60〜70年以上の高齢木の一枚板となると高価になりますが、今回私たちが利用したヒノキ材であれば十分利用可能と思われます。

110422-04.jpg
JR土佐大正駅売店 地元ヒノキ材利用の安価な改修例


 私たちは平成14年より地元のヒノキ材を活用する事を常に気にかけてきました。
「日本全国 戦後一斉にヒノキ材を植林して 一斉に50〜60年生の木が育ってくる時に 同じような素材加工だけでは林業は成り立たない。」が私の持論です。

 私たち素人が考えると林業や農業には勿体ないが一杯あると思っています。(素人考えですが・・)
木質バイオマス・農業バイオマスを上手く利用して何とか雇用の場が出来ればよいのですが・・

110422-01.jpg
ヒノキ材を利用したインフォメーションボード


 上記のものはいつものように素人の手作りですが、ヒノキオイル(ヒノキ精油)を利用した自然塗料(もどき)を利用して少し焼き目(焦げ)を強調した仕上がりにしています。

 植物精油の抽出を始めたのも、ひのきオイルが原点です。

続いて地元で採れるゆずのバイオマスを利用してユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)と広がって行き、地元や高知県内・四国島内の柑橘類と徐々に商品アイテムも増えてきました。
 農業バイオマスのしょうがオイル(しょうが精油・ジンジャーオイル)やヒノキなど林業系の材油・葉油等は常温でもあまり変質しないのですが、柑橘精油類は直ぐに酸化してしまう欠点がずっと気になっていました。(天然100%では香りの変質が早くなってしまいます。)

 今回、JR土佐大正駅売店を私たちが行うようになったので、精油類の酸化を回避するため
展示用のショウケースを新たに試作してみました。

110422-02.jpg  110422-03.jpg
試作した精油類販売用の保存庫内蔵型ショーケース


 今回試作したこのショーケースは
省エネを考えLED照明を利用して周りは7色に変化し、下面からライトアップ用のLEDで輪郭を照らす構造にしています。展示ドーム下部にエッセンシャルオイル保存用に冷蔵機能を持たせ、品質管理の手間を省けるように考えました。

 今回は時間が無くフレームの外枠はヒノキ材になっていないのですが
近日中に外枠は上記のデザインを施したヒノキ材を利用して木目の美しい物に仕上げたいと思っています。

 林業が元気にならないと私たちの住む町は活力が出てきません。
木質バイオマスのエネルギー化を考えるためにも、林業素材や加工業が多くならないと必要なエネルギー量を確保することもできません。

 林業製品の商品化と林業バイオマス利用のエネルギー化は同時に進んで行かないと産業として構築することはできないと思っています。

 弱小エコロギー四万十の取り組みで
地元の皆さんには分かり難い話なのかもしれませんが
やっと、少しだけ前に進み始めました。

 JR四国の予土線 JR土佐大正駅売店に
私たちが考える農業バイオマス利用の食品や植物精油類の各種エッセンシャルオイル、植物精油類を利用した石鹸など化粧品類・香粧品類を細々と展示販売しています。

 地元の子供たちも集まる駄菓子屋も併設し、来訪者も地元の子供たちも触れ合える駅舎を目指しています。

 お近くにお立ち寄りの際は 是非ご利用ください。(お知恵も頂けると幸いです)

 
 
 
posted by エコル君 at 17:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2010年12月12日

ゆず精油に関して


 今日も朝から冷え込んでいます。
ここの所、四万十川中流域のこの地域も寒い日が続いています。皆様、風邪などひかないようにお気お付け下さい。

 今シーズンのゆず果皮加工作業、予定より少し早く昨日終了しました。 
地獄のような忙しさの約一ヶ月でしたが、事故も無く無事終了できました。例年この時期は、エコロギー四万十スタッフも疲れのあまり徐々に無口になってくるのですが、今シーズンは思ったよりスムーズに処理も進み計画より4日早く作業を終了する事が出来ました。ご協力頂きました、生産者の皆様、JAの皆様ほか多くの皆様感謝いたします。

 さて、本日のお話は、
以前記入した、高知大学農学部 沢村正義名誉教授(土佐FBC特認教授)にお願いしていた「ユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)に関してのご研究論文」の一部が届きましたので、そのご報告です。

101211-06.jpg
手元に届いたご研究資料


 これは、近年全国の多くの皆様からご連絡を頂けるようになってきて、特に医療関係やアロマテラピー関係の皆様から色々とご質問をいただく事が多く、素人の私ではとても対応ができなくなってきたため、沢村先生にお願いしていたものです。

 先生方のご研究の一部を紹介する事で、ご専門の皆さんは研究論文を取り寄せたりして頂けるとありがたいと思っています。私のような素人が自分なりの解答をするよりも間違いが少なく時間も短縮されると考えたからです。以前、平成18〜20年度に実施した科学技術振興機構 育成研究報告書(JST事業)(研究成果報告書参照(2009/03/19))で少し記入した部分もあるのですが、今回はご研究されている報告書についてご紹介したいと思っています。
 詳細については、出版元など記入しますので興味のおありの方は、是非お取り寄せ頂きご覧いただければ幸いです。

101211-01.jpg  101211-02.jpg
研究内容 その一
  

■「日本産ユズ精油の機能活性についての検討」
 社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピー学雑誌 別冊
  アロマテラピー学雑誌第9巻第1号55-65頁(2009年3月)
 2-4 ユズ精油の手術前のヒト睡眠機能に及ぼす影響
 2-5 月経前症候群に及ぼすユズ精油の影響
 3-2 ユズ精油のヒト自律神経機能への影響
 3-3 ユズ精油のヒト睡眠機能に及ぼす影響
 3-4 月経前症候群に対するユズ精油の効果の検討

■「和カンキツ精油中のベルガプテン」
 社団法人 日本アロマ環境協会(AEAJ)アロマテラピー学雑誌 別冊
  アロマテラピー学雑誌第9巻第1号30-37頁(2009年3月)
 3-2 和カンキツ精油のベルガプテン濃度
 3-3 一般カンキツ精油中のベルガプテン

101211-04.jpg  101211-03.jpg
研究内容 その二
 

■「日本ユズ精油の特性と活性作用」
 フレグランスジャーナル社
  AROMA RESEARCH(Vol.1 No.1 2000)別冊
 2-1 ニトロソジメチルアミンの生成抑制
 2-2 テルペン化合物のNDMA生成抑制効果
 2-3 テルペン化合物とガン抑制効果

■「ユズ(Citrus juunos)精油の匂い刺激による自律神経制御を介したエネルギー代謝への影響」
 フレグランスジャーナル社
  AROMA RESEARCH(Vol.10 No.2 2009)別冊
 2-1 褐色脂肪組織交感神経活動および熱生産に与える影響
 2-2 白色脂肪組織交感神経活動および脂肪分解に与える影響

101211-05.jpg
研究内容 その3


■「超音波印加による果実精油蒸留性能の向上」
 月刊「ケミカルエンジニヤリングVol.54. No.9(2009)」より別冊

 上記の研究内容はJST事業時の内容ですから私達も関わっており少し解るのですが
それ以外のご研究については素人の私達には全く解らない世界が多くなります。ただ、地域で採れる資源から形を変えて抽出される植物精油類のご研究はこの2〜3年非常に活発になっていると素人の私でも感じています。

 田舎に住む私達にとっては、大学や研究機関、医療関係・福祉、アロマテラピーと色々な分野の皆様からお話を伺えるのは非常にありがたい事と思っている所です。

 地域資源を活用して新たな産業を作ると言う取組を開始して12年目が終了しようとしています。当初から私達は「地産地消」ではなく外貨を稼ぐために「地産外消」を目指していました。ヨーロッパやアメリカへの海外輸出の話をするといつも笑われていたものです。

 それが、一昨年からは徐々にスタートしています。まだまだの取り組みですがこの12年でご協力頂ける多くの皆様とパイプが繋がり徐々に当初計画に近づいています。

 なにも無い四万十川中流域の貧乏企業ですが、夢だけは大きくいつまでも持っていたいと思っています。「山・川・海 自然と人が 元気な四万十町」

 大人も子供も障害者も老人も皆が元気な町づくり

 いつかできればよいのですが・・・


 
posted by エコル君 at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報

2010年12月10日

ゆず風呂シーズン開始


 先週あたりから四万十川中流域のこの辺も急に寒くなってきました。
本日ユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)仕込み時の研究室内の気温は1.2℃しかありませんでした。寒くなるとやはり「ゆず風呂」です。

 私個人は例年、この時期から入浴時は殆どゆず風呂にして入浴しています。
お風呂に入った時のゆず独特の香りは、毎日ゆず加工の作業と精油抽出を行っている私でもホッとする香りに感じるので、ゆずの香りは日本人には癒し効果があるのかもしれません。また、お風呂から出た後が一番の違いを感じます。体中ポカポカで布団に入ってもぬくぬく状態が寝るまで続くようにも思われます。

 この時期は、一年で一番忙しい時期なので非常にありがたいです。

 一昨日からアメリカのお客様が来社でした。一昨日の夜は懇親を図るためもあり近所の居酒屋で一杯会を行ったのですが、如何せん、いくら日本語がお上手でも話の中に英語が少し混ざってきます。聞き逃すまいと話に集中するあまり、殆ど酒に酔う事も無く帰宅してからあまり寝付けそうもなかったのでゆず風呂に入りました。

 飲酒後のお風呂は危険と知りながら、しかし入浴後はリラックスできゆっくりと安眠する事が出来ました。ゆず風呂の効果一度お試しください。

 さて、今回は「ゆず風呂」についてのお話とゆず果皮加工についてのお話を少し・・・

 この2〜3年、全国の皆様から色々とお問い合わせを頂きます。
一番多いのが、蒸留装置の件やゆずの加工についての話のようにも思われます。
 以前にも記入したのですが(アメリカの方にもお話ししたのですが・・)「植物精油抽出では事業としてはあまり儲かりません」
精油抽出技術・販売?参照(2009/10/23))

 私達は地域の資源を利用して自然エネルギーで新しい産業を作ると言う目的があり設立された会社なのでこの12年間ドンキホーテのような取り組みを続けていますが、私個人や役員の皆様はほぼ無給で活動を続けています。これは、最終的にはこの地域が特徴のある活動を続ける地域と認知され交流人口が増えてくると言う望みがあるから出来る事でもあります。

 また、私を含め役員の皆様は全て本業があり経済的にこの会社の収益を当てにしなくても良いと言う所もあり続ける事が出来ていると思っています。

 いつものように話が蛇行しました。   元に戻します。

101210-01.jpg
ゆず果汁搾什後の残滓


 柑橘精油類から植物精油を抽出する場合、私達は柑橘果汁のジュース(果汁)を絞った残りかすから抽出しています。(上記の画像参照)
ただ、柑橘を絞ったかすには「種やふさ(さのう・じょのう)・アルベド」等が付いていて腐敗の原因や違う成分(香り)が入ってくる可能性が残ります。そこで、フラベド部分(果皮の黄色い所)だけを残す処理を行います。この処理を私達は「皮の加工処理」(スライサー処理)と呼んでいるのです。



 上記の皮加工処理を行い、約1カ月だけのゆずシーズンに来年もご注文頂いた皆様にユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)をお届けするため冷凍保存して5月頃まで精油抽出を行うのです。

101210-02.jpg
皮処理後のゆず精油抽出用の果皮


 原材料のゆず果皮の品質が悪いと良い精油は抽出できません。平成16年からスタートしたゆず精油抽出事業ですが当初は失敗ばかりで多くの皆様にご迷惑をおかけしました。今の処理スタイルが確立するまで5年程度試行錯誤を重ね、やと近年思いどおりのユズオイル(柚子オイル・ゆずオイル・ゆず精油)抽出が可能となってきた所です。

 植物精油抽出装置には色々なタイプが考えられます。アメリカのお客様にもお話ししたのですが、あまり高価な装置ではとても採算性は保つ事ができません。現在3種類ある業務用の蒸留装置は1種類を除いて全てオリジナルのデザインで制作したものです。これは、メンテナンスや作業性を考え、スタッフや大学・高専の先生方からお知恵を頂き、極限までシンプルにしかも抽出率が上がるように工夫した装置となっています。

 生産者の皆さんが、手塩にかけた柑橘類を無駄にすることはできません。私達は地域の会社として生産者の皆様とご一緒しているので、少しでも抽出率を上げて原材料となる果皮を少しでも無駄にしないで安心・安全な製品を作る事ばかり考えています。

 やっと、エコロギー四万十も海外を含め多くの皆様に認知されるようになってきました。

皆様、今後とも宜しくお願い致します。

最後に、
 ゆずエッセンシャルオイルを利用してゆず風呂を行う場合の注意点など

1.柑橘精油類には「皮膚感作」成分が含まれます。これは聞く所によると「たんぱく質」と反応して末梢神経に「ひりひり」や「ぴりぴり」を感じさせるようです。必ず、バッチテストを行って下さい。

2.バッチテストとは、エッセンシャルオイルを水に溶き(精油は油なのでそのままでは混ざりませんが、洗面器等に湯を張り、1〜2滴程度精油を垂らせ、良くかき混ぜる。

3.特にお肌が心配の場合は、ゴム手袋も利用して下さい。
 お肌の内側(ひじの内側など)にかき混ぜた湯を塗ってみて、異常が無いか確認して下さい。(2〜3分程度確認)

4.特にお肌に異状が無ければ、ふろ桶に1〜2滴程度の少ない量からゆず風呂をお試しください。
少し不安のある方は、「足湯」から試された方が良いかも知れません。「足湯」は足の角質を柔らかくする効果もあると聞いております。

5.エコロギー四万十のエッセンシャルオイルは何も混ぜ物を入れていない「天然植物精油」です。
少しでもお肌に異常を感じたら直ぐに風呂から出て良く洗い流して下さい。

以上、

 半分素人の私のアドバイスですが、

 これからの寒い時期、上手く柑橘精油類とお付き合い頂ければ幸いです。


 
posted by エコル君 at 17:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 商品情報